札幌・ソープとフルーツのカービング教室~あかりカービング~のブログにご訪問くださり、ありがとうございます
先日のレッスンで制作したアレンジ作品です。
石鹸でつくったのはガーベラのみで、あとはアーティフィシャルフラワーやブリザーブドのアジサイなどでアレンジしています。
まだ始まったばかりのクラスですが、こんなに素敵な作品ができあがりました(^^♪
ソープカービング初心者さんなのでいろいろな作品をまだ彫ることができない、または、アレンジ作品をつくりたいけどあまり時間がない、といった方でもやり方次第で素敵な作品に仕上げることができる、ということを知っていただけたレッスンでした。
母の日が近かったので、通常のガーベラアレンジとこちらのボックスアレンジのどちらかを選べるようにしたので、通常の一輪挿しアレンジを選んだ方もいて、同じ花のソープカービングでも色々なアレンジができるということも見てもらえました。
このレッスン内では、オリジナルの花になった方が多くいました。
うーん?どういうこと?
と言いますと、ガーベラの花びらは16等分にしており、ホワイトボードで16等分の分け方を示しました。しかし、12等分に彫り進めていた方がいたので、ならばそのまま12等分で行きましょうとなった方。
花びらは2周彫るデザインだったのが、1周目を彫って花びらと花びらの間を抜くときに深く彫りすぎてしまったので、それならば1周だけの花びらで終えましょうとなった方。
花びらと花びらは重ならないデザインだったのですが、何となく花びらと花びらが重なった雰囲気になっており、それならばともう完全に花びらが重なったデザインに変更しちゃいましょうとなった方。
これらは皆失敗ではないの?と思われがちですが失敗ではありません!
ただ単に、【見本と多少違ったデザインになっただけ】ということにすぎません。
何がなんでも見本と同じデザインをレッスンでつくらなくてはいけないとダメ!ではなく、臨機応変にデザインを変更しながら最後までまとめることも、また生徒さんの勉強になります。
しかし、カリキュムはそれぞれのレベルに応じた内容を考えてつくっているので、16等分の花びらを12等分で彫ると、のちのちの工程で難しくなってしまう場面がでてきます。その場面にきたとき、ここが16等分と12等分に彫る違いです、ということをしっかり学んでもらいます。
また、花びらと花びらの間を深く彫りすぎるといつまでも1周 の花びらしかつくれない状態になってしまいます。
そのため、深く彫りすぎないポイントをしっかりお話します。
見本通りにできなくともその場でデザインを変えてつくりあげますが、見本通りにつくらないとこんな風にもなりますよ、という点もしっかり理解していただきながらレッスンを進めています。
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