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本日はカービング道具、【彫刻刀】についてのご紹介です。
画像の彫刻刀は、タイでのみ製造されている6本セットのタイカービング専用彫刻刀です。
3種類の刃先(丸刀・三角刀・波型)があり、サイズも数種類あります。
彫刻をする上でメインに使うのはタイカービング専用ナイフですが、菊の花びらのようにくるりと丸まった曲線ラインを表現したい時には彫刻刀を使用します。
また、ナイフの使用が難しいお子さんやタイカービング初体験の方向けに、比較的使いやすい彫刻刀から初めてもらったりもします。


よく聞かれるのが、日本で売っている彫刻刀とはどう違うのか?また、日本の彫刻刀は使えないのか?という点です。
日本の彫刻刀との違いは刃の厚みです。
タイカービング専用彫刻刀は日本の彫刻刀より刃が薄く、美しくしっかりとした立ち上がりラインがつくれます。
またサイズも数種類あるので、デザインに応じて使い分けできます。
日本の彫刻刀は使えないのか?というと、使えないことはないです。
しかし、立ち上がりラインの出来栄えが変わってしまうことが難点になります。
薄い花びらを立ち上げたようなデザイン以外のタイカービング専用彫刻刀のこんな使い方もあります。
彫刻刀を使って、きれいなハートや丸形をつくるやり方です。
◎ハート型のつくり方・・・ここでは最後にくり抜いていますが、くり抜かないハートもできます
◎丸型のつくり方
◎ひし型のつくり方
ナイフと彫刻刀を上手に使い分けると、色々なデザインの作品を彫ることができ、楽しさが増えていきますね。
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